4月号(2014)
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主イエスの復活の証人

主イエスの復活の証人。

 

1.どういうふうに始まりましたか。

初めにイエスの活動が失敗に終わったという感じでした。イエスは三年間にわたって弟子達をいろんな方法で養成していましたが、受難と死の重要な時期に一人は裏切り、弟子達皆が“イエスを見捨てて逃げてしまった。”

(マルコ14、50)

最も親しい人々となっていた使徒達は、イエスの死の後で、ユダヤ人を恐れて...家の戸に鍵をかけて閉じこもっていました。(参照:ヨハネ20、19)

状態が完全に変わったのは、その人々が想像の出来ない体験をしたという理由です。 彼らが復活したイエスに出会いました。

彼らにとって、前の状態、すなわち、イエスが殺される前のイエスと一緒の生活と交わりに戻ることではなく、新しい状態に目覚めることになりました。

復活した主イエスから聖霊をいただいてから、弟子達はイエスのことも、自分達のことも、そして、自分達の体験の意味をも新たな目で見ることが出来、主イエスから行われたこと、言われたこと、そして復活の真実の証人になるために神から選ばれたことに目覚めました。

聖霊に強められて、大胆に主イエスの“良い知らせ”を述べ伝えることを始めて、信じるようになった人々と一緒に主イエスの名によって集まって、兄弟姉妹の共同体としての新たな生活を始めました。

エルサレムから出発して、サマリア、シリア、ローマの帝国、そして全世界。

シリアのアンティオキアで、多くの異邦人が共同体に入ってから、その共同体に属する人々が「“キリスト者”と呼ばれるようになったのである。」

(使徒言行録11、26)

 

“主イエスは復活して、私達と共に歩んでくださいます”

これが使徒達の体験でしたが、共同体の根本的な意識となって、その真実を体験するようになりました。信仰生活と、共同体としての生活が復活したイエスと共に歩むことだという現実に目覚め、それを体験するために、三つのことが初めから大切にされました。すなわち、御言葉を聞くこと、主の晩餐を祝うこと、共同体の中での愛と奉仕の姿勢を実行することでした。

この三つのことが特に、日曜日の集会を通して初めから実現されていました。

 

 

2.現在、どういうふうに続きますか。

使徒たちの証に基づいた教会の証はあなたのところまで来ています。

 

+ あなたは主イエスの復活を信じていますか。キリストが復活しなかったのなら、私達の信仰は無駄です。(参照:1コリ15、14)

+ あなたは復活した主イエスに出会うことを大事にしていますか。

この時代に生きる私達にとっても、御言葉を聞き、主の晩餐を祝い、共同体の中での愛と奉仕の姿勢を実行するのは、主イエスに出会い、主イエスと共に歩むことのかけがえのない手段です。

+ あなたは生活の中で、キリスト者である喜び、復活したイエスからいただく希望、イエスから学んだ愛と奉仕の姿勢を現していますか。

私達は、皆と同じように、弱い人間で、皆と同じように苦しみ、迷い、怖さなどの頑固な現実を体験しますが、その中でこそ主の復活からいただいた希望と力を体験して、証することができます。

+ 洗礼と堅信の秘跡を通して、あなたが、キリストの証人になり、この使命を果たすために特別な賜物をいただきました。

いただいた恵みを生かしていますか。私達の共同体が宣教する共同体、奉仕する共同体になるように祈りながら共に協力しましょう。

私達には大きな使命があります。教皇ヨハネ パウロ二世の言葉で言えば、「あまりにも多くの問題に悩まされ、抑圧されている世界、悲観主義に陥らせる世界の中で“良い便り”を告げる人は、キリストの内に真の希望を見出した人でなければならないのです。」(“救い主の使命”91)

 

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私は、宣教師ですので、4月から新たに出発して、他の共同体と共に歩むことになりますが、特に祈りの中で、主イエスと共に皆が結ばれていることを意識し、主イエスのふさわしい証人になることが出来る恵みを祈りましょう。

 

皆さんにとって、神の恵みに満たされた復活節になるように祈りながら、

兄弟である神父  ジャンピエロ ブル二

 

四旬節2014年

 

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